2014年12月18日

お米の生産者 阿部知里さんが来てくれました〜♪

みなさん、こんばんは。

ハーモニック・トラスト お客様サポートの山崎です。

いつも本当にありがとうございます。心から感謝しております。

今日はお米の生産者の阿部知里さんが
ハーモニック・トラストにいらしてくださいました!

それも、新米をごちそうしてくださったんです!

それも、「ヌカ釜」という面白い調理器具で炊いてくださいました!

「!」マークばかりになってすみません。
ぴっくりなことばかりでしたので……。

「ヌカ釜」はお米のもみ殻を燃料として炊く釜なんです。
自らを自らの殻で仕上げてしまうなんてけなげなお米さん。
なんて思ったりして。

どんなものかと言いますと……。

DSC_0014.jpg

阿部さん自ら準備して炊いてくださりました。


こんな感じの釜でした。

そして気になる炊き上がりは……。


こんな感じです♪

DSC_0079.jpg


ひゃー、間違いなく美味しいですよね。

はい、美味しかったです♪

スタッフみんなで有難くいただきました。


岩手から車で来てくださった阿部さん、ありがとうございました!
阿部さんの笑顔とぴかぴかの新米に感激の一日でした。



*明日のお届けはございませんので野菜表の添付はございません。

ハーモニック・トラスト お客様サポート 山ア 由美
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〜 自然を知ることは不自然を見抜くこと 〜


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2014年08月07日

<産地訪問>ベビーリーフが人気のレインボーフューチャーさん

みなさん、こんばんは。


ハーモニック・トラスト お客様サポートの森山です。

いつも本当にありがとうございます。心から感謝しております。


秋から春にかけて主に取扱いがあり

多くのお客様の心を捉える「ベビーリーフ」の生産者さんである

レインボーフューチャーさんの畑を訪問してきました。
IMG_4793.jpg

これから露地栽培でベビーリーフを育てる圃場について説明していただいています。

この畑は、自然栽培の圃場登録をする2年前から肥料を完全に抜いているため、

実質的には無農薬・無肥料6年目となります。


筑波山の西に位置する茨城県印西市には田園地帯と梨園が広がっています。

レインボーフューチャー代表の大和田さんは
電機関連会社で経理担当として働かれていたが、
この地で2000年に新規就農しました。

それまで、ご両親も農家ではなく農業とは無縁の人生だったようです。

ところが、勤めていた会社に農業部門が立ち上がり、
無理やりその部署を任されたことで状況が変わります。

モロヘイヤの栽培から販売までを行う中、差別化をはかるため有機栽培にたどり着きました。

最初は嫌々やっていたそうですが、

「こんなに美味しいモロヘイヤを食べたことがないってお客様の声をいただいてね。

やらされている仕事の時にはわからなかったけど、人が喜ぶのを肌で感じたのが自分のなかで大きくて。

それから農業の魅力に取り憑かれてしまいました」。


と当時を振り返ります。


いつからか自分が想う理想の野菜をつくりたいという気持ちを抱くようになるが、

企業の一部署ではそれが難しく、

理想から遠ざかる野菜の質に葛藤を感じ独立を決心しました。


農業生産法人・レインボーフューチャーは、

4人の従業員と5万円で買ったトラクター1台から始まりました。


やるとなったら深く追求する性分の大和田さん。

理想の野菜をつくるべく活動をつづけ、2010年から一部の畑で自然栽培を開始しました。


やってみて手ごたえがないと確証が持てないと

少しずつ自然栽培に切り替え、今では20町歩ある畑のうち、1町ほどの畑で自然栽培を行っています。


虫がこない、病気にならない、雑草が少ない、

さらには美味しくて人が喜んでくれる。


それができれば理想的な農業ですよねと語ります。
(そのとおりだと私どもも思っています)

まだ雑草が少なくなった実感はないそうですが、


虫と病気、それに味については手ごたえを感じられています。


その一つが、


今年はホワイトショコラという甘くて白い品種の

トウモロコシを有機栽培で栽培されたのですが、


5mの通路を挟んだ隣の畑で同じ品種のトウモロコシを自然栽培でも育てる実験を行いました。


結果は、

虫は2割ほどしか来ておらず、病気もさほどかかっていない。

型は小さくてこぶりだが、味はスタッフ一同が全然違う!と太鼓判を押すほどの美味しさ。

有機栽培と比べて、甘みがくどくなくすっきりしていて美味しいと
その表情は曇りがなく自信に満ち溢れた笑顔でした。

また、もう一つ、

別の実験も試まれています。


夏の間、サラダで食べられる葉野菜の需要は非常に高いのですが、

この時期、育てやすいのは、モロヘイヤやツルムラサキ、空芯菜といった少々癖のある野菜ばかり。

(私はその癖が好きです)


土づくりをこだわることで、結球しないレタス(レッドオークやハンサムグリーンなど)

をこの暑い夏に露地栽培で作ってみようというのです。


実際に実験圃場を見させていただくと、

確かに農薬も肥料も使っていないにも関わらず、

複数の品種のレタスたちが畑に並んでいます。

しかも、虫食いや病気はほとんど見られません。


これにはびっくりしました。


北海道や長野などの高原であればまだわかるのですが、


日中30度を超える茨城県の平地で育っているのですから。


IMG_4808.jpg

真夏のレタス畑について説明していただいています。




IMG_4835.jpg

虫食いや病気が全然見当たらず驚きです。

シャキシャキとした歯ごたえもしっかりありながら苦味もあまりありません。


今年は実験ということもあり、宅配での取り扱いはありませんが

来年以降もできれば会員さまにお届けできればなと考えています。


私どもでは、作りやすく品質も味も良いので

旬に合わせた野菜作りを主軸として生産者さんにお願いしています。


ですが、年々技術が向上し、

旬を少しはずれても栽培技術が合わさることで

お届けできる野菜が増えてきました。


自然と人間。


調和をとれるようこれからも自然界とお客様の声に耳を傾け

より心地よい宅配に進化できるよう精進いたします。


*明後日のお届けはございませんので野菜表の添付はございません。



ハーモニック・トラスト お客様サポート 森山 晃吉
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2014年06月05日

仲居主一さんのお話し

みなさん、こんばんは。


ハーモニック・トラスト お客様サポートの山崎です。

いつも本当にありがとうございます。心から感謝しております。



今日は自然栽培農家の仲居さんの畑に行ってきたお話しをしたいと思います。


今、私の注目の的、「さつまいも葛粉」のさつまいもを作られた生産者さんの一人です。

仲居さんのさつまいもは、ファンも多く私も大好きです。

味、食感、なんとも言えない、止まらないさつまいもなんです。

そして、今はかぶや小松菜をみなさまにお届けしています。


どこからみなさんに報告していいのか…

@6月21日に仲居さんの畑に行くツアーのご案内。
A仲居さんにさつまいも葛粉で作ったわらび餅を食べていただいたこと。
Bなぜ、さつまいも葛粉でお菓子などをつくるとあんなにもちもちなのか。
C畑で見た宇宙からのお花

何番からいきましょうか。

では、ABからいきましょう!(私の独断ですね)


Aわらび餅…
おすみつき、いただきました〜♪
仲居さん、奥様、息子さんからお褒めのお言葉をいただきました。
ほっとしました。
私は美味しいと思ってみなさんにおすすめしていますが、
原材料を作られた仲居さんに食べていただいていなかったので
ちょっと不安だったのです。
みなさんが笑って食べてくださって嬉しかったです。


そして、
Bもちもち感はさつまいものでんぷんが関係してました。

「さつまいもの葛粉」の原材料となったさつまいもはでんぷん量が一般より多かったのです。

道理で甘みが強く、程よい食感!
仲居さんは味を求めて育てるのではなく、野菜の生長に沿うように育てているそうです。

味は個人によって変わるものなのでブレてしまうし、人間都合の話です。

そうではなく野菜によりそって育てたいと。
仲居さんはこうも言っていました。

気を感じて寄り添うと。
毎日畑に立っていると野菜たちの気を感じるようになるそうです。

もちろん、感じようとする心を持っていなくてはなりません。

うらやましく思ったのですが、
よく考えたら、私も感じていることがありました。
野菜を手にした瞬間や、包丁を入れた瞬間に
いいようもない何かを感じることはあります。

野菜の力でしょうか。

でも、毎回ではないのです。
何かを発する力の弱い野菜や、自分が感じる力がないときには感じていないのです。

毎回感じていたい。
そう思いました。

畑に毎日立てなくても、野菜からの気を感じて
それに合う料理をしていきたいなあっと思いました。

こんなに愛情をそそがれて育った野菜やお米を愛情込めて調理しないと
もったいない気がして…


では続いてCにいっちゃいましょう♪

これを畑で見たとき、なんだか地上のものに見えなかったのです。
宇宙の花?
さてこれは地上の植物でしたが、何でしょう?

写真 (5).JPG

正解は…

写真 (6).JPG


写真 (4).JPG

にんにくです!
(仲居さんのにんにくは数が少ないので宅配ではお届けはございません)

畑にはわくわくがいっぱいです。

そんな畑から届くお野菜でいつも料理させていただいてます。



では、いよいよ@にいきたいと思います。

仲居さんの畑に行くことが出来て、ちょっとお手伝いも出来て、お話しが出来るんです♪
そしてお昼は私たちで仲居さんの野菜尽くしの食事をご用意させていただきます。
ご興味のあるかたは<こちら>をご覧ください。


今日のブログは仲居さんの話題で盛りだくさんになりました。
みなさんと少しでも共有できたらと長くなってしましましたが
お付き合いいただきありがとうございました!


ハーモニック・トラスト お客様サポート 山崎 由美
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posted by ナチュラル・ハーモニー at 19:23| 生産者さんの情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月24日

自宅の柿の木を自然栽培的に剪定

みなさん、こんばんは。


ハーモニック・トラスト お客様サポートの森山です。

いつも本当にありがとうございます。心から感謝しております。


さて、今日は、自然栽培的な果樹の剪定について

少しご紹介させていただきます。


自然栽培で果樹を育てるにおいて、

剪定は非常に大切です。


そして、その剪定方法は、

普通のそれとまったく逆と言われています。


我が家の庭に、

柿の木の幼木が何本かありますので、

1ヵ月ほど前に何名かのスタッフと一緒に剪定してみました。


後で変化が分かるように、

剪定する木と剪定しない木の二つを試してみました。


新芽がだいぶんと出てきたので

途中経過観測も含め

撮影した写真が以下です。


写真 2.JPG   写真 1.JPG

どちらは剪定した木か分かりますでしょうか?


写真でみると結構難しいですね(笑)


自然栽培では、徒長枝と呼ばれる上にぐんぐん伸びる新しい枝を残します。

(普通は切ることが多いです)


他にも、


・下がるように伸びる枝はカットしたり

・上に伸びる枝のうち、特に勢いのある1本を残し他はカットしたり


します。


自分で撮っておきながら分かりづらくて恐縮ですが、

左の写真が剪定していない木となります。


良く見ると気付けるかもしれませんが、


左の写真の葉っぱは正面や横を向いているのに対し、

右の写真の葉っぱは上向きになっています。


一度に大量の剪定をしてしまうと

樹勢が弱くなってしまうため

年間で全体の3割ほどに留めておくことがポイントと言われています。


そのため、毎年毎年、少しずつ剪定することが大切なのですね。


今年、来年と収穫量や味にどのような変化があるか、

今から楽しみです。


またご紹介させていただきますね♪



*明後日のお届けはございませんので、野菜表の添付はございません。



ハーモニック・トラスト お客様サポート 森山 晃吉
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2014年03月18日

すべて手作業 自然栽培手もみ茶が登場します

みなさん、こんばんは。

 

ハーモニック・トラスト お客様サポートの森山です。

いつも本当にありがとうございます。心から感謝しております。

 

本日は、新商品の「自然栽培 手もみ茶」を当ブログにて

先行告知させていただきます。

 

手もみ茶といえば、日本茶の中では最高級品に位置する商品。

 

今回ご紹介するお茶は、地域に根ざして大切に守り続けられてきた日常的なお茶としての

手もみ茶となります。

 

 

4月7日(月)よりお届け開始


================================================

自然栽培 手もみ 古座川茶(40g)1,143円(税抜)

1,234円(税込)※消費税8%時


手作りにつき、200袋限定でのご紹介です。

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はじめて情報を耳にしたとき、


こんなレベルのお茶が日本にあるんですか!?

 

とおもわず思ってしまいました。



山道を走り続けて数時間。


和歌山県の東牟婁郡古座川町にある集落で、

いまでも自生のお茶が栽培されています。


十数件の集落において昔のままの素朴な生活が営まれており、

そのお茶を手もみで製茶していただいています。


この地域では水道はなくすべて湧き水で生活が成り立っており、

お茶の製造にもその湧水が利用されています。


生活そのものが昔の良き日本の姿を残している地域です。


周辺地域には民家のみが点在しており、環境を害するものは一切存在せず、

現存していること自体が驚きの凄さ。


栽培から収穫・製造にいたるまで自らの手で行っており、

商業的な流通は皆無であることより、

市場に出回ることがほとんどありませんでした。


代々受け継がれてきた習慣と技術であることから

独自の文化としても非常に興味深いといえます。


茶木は長年のあいだ自生してきた木のため、

こぼれ種でそのまま繋がってきたもの。


人為的に栽培されたものではありません。


そのため、品種の特定は難しく地域独自の

品種に変化した可能性が高いでしょう。

 

 

番茶のような色合いでまろやかな甘みと香りが特徴のこのお茶。

 

水道水や硬水に近い水より、

現地の湧水に近い軟水の天然水で淹れて頂くのが

特に美味しさが引き出されます。


古座川茶_0002.jpg

すべて手摘みで収穫されます。


古座川茶_0003.jpg

少量の湧水を加えて窯で煎る。これも手作業。そして燃料は薪を使っています。


古座川茶_0004.jpg

煎ったお茶を袋に入れてもみます。方向を変えながら300回ほど揉みます。

この地域の文化として根付いてきた方法なので

一般に売られている手もみ茶に比べて揉み方はゆるく、葉が開いています。


古座川茶_0005.jpg

揉み終わったらきれいに広げて天日干し。


古座川茶_0006.jpg

この地域の自然風景。川の水はそのまま飲めるほどの清らかさ。


本ブログにて先行的に情報を公開させていただきました。

封入物などでのご紹介は、3月31日(月)以降を予定しています。


ご注文は、定期宅配に合わせて、電話・メール・FAXにて

お寄せくださいませ。

 

今回のご案内がみなさまにとって、幸せな日々のきっかけになることを祈っております。

 

 

ハーモニック・トラスト お客様サポート 森山 晃吉

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2014年03月08日

自然栽培の黒砂糖(後編)

みなさん、こんばんは。

 

ハーモニック・トラスト お客様サポートの森山です。

いつも本当にありがとうございます。心から感謝しております。

 

先週ご紹介した、いよいよ再開した自然栽培サトウキビの

黒砂糖について、後編をお伝えいたします。(前編はこちら

 

「みんなに安心な物を食べてもらいたいだけだよ」

 

生産者・叶さんの想いがつまった黒砂糖。

 

本日は、実際の作り方と叶さんの想いをご紹介します。

 

 

■収穫はすべて手作業


サトウキビ栽培は、大規模に栽培しているところ以外は、

基本的に全ての作業が手作業で、大変手間がかかります。


増してや収穫期の作業は重労働です。


例えば30kgの黒砂糖を作るためには、サトウキビ300kgが必要です。

その量を手で刈り取るのですが、1日がかりの仕事量です。


ナチュラル・ハーモニーの自社農園の田んぼでは、

お米の収穫時に手で刈り取りを行いますが、

1日何てとてもじゃないけど体力が持ちません。


半日でクタクタになってしまいます。


ただでさえ大変な作業なのですが、奄美大島の冬は雨が多いので、

天候不良の中で行わなくてはなりません。

本当に厳しい作業だと思います。

 

また、サトウキビ畑にはハブが出没します。

年間100名ほど噛まれるそうで、「気付いたらすぐ横にいた」なんてこともあるそうです。


台風による被害も大きく、数年前には、畑の土が流されて収量が半減した時もあるそうです。


そして、イノシシによる食害も深刻です。畑の周りに巡らしている柵の隙間から忍び込み、

畑の中心から食べ始めるそうです。

周囲からは確認できないため、気付いたら1反ほど食べられていたということもあります。


叶さんはタンカン(ポンカンとオレンジのハーフのような果樹)栽培も行っているのですが、

「自然栽培に興味を持って見学に来る人がいるんだけど、タンカンを見に来る人が多いな。


サトウキビ栽培は、重労働だからみんなやりたがらないよ」と言います。



■黒砂糖の作り方


叶さんは、注文が入ってからサトウキビの刈り取りを行います。

できるだけ新鮮なサトウキビの方が良いというこだわりがあるからです。


刈り取られたばかりのサトウキビを圧搾機で搾ります。


絞り汁を釜に入れ加熱して濃縮します。

その際、表面に灰汁(エグ味や苦味のもと)が浮いてくるのですが、

それを丁寧に取り除くのが、味の決め手になるそうです。


IMG_3134.jpg


ドロドロになった濃縮液を撹拌機に投入し、かき混ぜます。


固形の黒砂糖の場合は、頃合いを見て型に流し込み冷却します。

固まってから一口大に砕いて完成です。


IMG_3182.jpg


粉の黒砂糖の場合は、撹拌したまま粉状になるのを待ちます。

そうすると空気をたっぷりと含ませられるので、一段と優しい甘味になります。


加熱濃縮や撹拌の工程は、勘が頼りです。


その日の温度や湿度、絞り汁の糖度など複合的な要因で結果が異なります。


粉の黒砂糖を作るのが特に難しく、今でも時々失敗してしまうそうです。

職人技で作られているのですね。


■叶さんの想い


このように、サトウキビの栽培や黒砂糖の製造も非常に大変です。


叶さんは言います。「みんなに安心な物を食べてもらいたいだけだよ。

想いはいたってシンプル。


「一般的に黒砂糖の製造は、12月〜5月くらいまでしかやらないんだ。

でも自然栽培のサトウキビなら夏でも糖度が高いから製造できると思うんだ。

今、年間みなさんに販売できるよう畑を増やしている。上手くいけば来年できるかな」


誰もやっていないことへのチャレンジ。


作り手としての真直ぐな気持ちが感じられます。


「近隣に自然栽培に興味がある人たちが20名ほどいるんだよね。声をかけると集まってくれるんだ。

そういう人たちと繋がりながら、少しでも自然栽培が拡がるとよいよね」


自分の農業だけでなく、もっと大きなスケールでも物事を捉えている叶さん。


話をしていると、ゆったりと喋る気さくで陽気な方なのですが、

奥底の強い想いの一端に触れた気がしました。


 

スーパーなどで当たり前に売っている砂糖。

 

あまりにも当たり前すぎて、誰がどのように作っているのか

分からない面がありますよね。

 

誰がどのように作っていて、栽培方法や製造方法も確かな叶さんの黒砂糖。

これからも応援していきたいと思います。


どうぞよろしくお願いいたします。

ハーモニック・トラスト お客様サポート 森山 晃吉
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2014年03月03日

雪の被害>トマト農家・高野さんの想い

みなさん、こんにちは。

ハーモニック・トラスト お客様サポートの森山です。

いつも本当にありがとうございます。心から感謝しております。


先日の雪の被害についてお見舞いの為、

福島県二本松市の高野さんの圃場を訪問しました。


高野さんの事情と現在の想いを体全体で感じて戻ってきましたので
みなさまとも共有できればと思います。


以下、訪問したスタッフ(高橋 寛幸)よりみなさまへご案内させていただきます。

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こんにちは。ナチュラル・ハーモニーの高橋と申します。

高野さんは約30年前に一般栽培によるトマトの栽培を始めました。
始めた当初は地域の指導のもと栽培を行っていましたが
栽培を始めて5年目、ハウス内のトマトが全滅したことがあったそうです。

青枯れ病という病気のためだったのですが
地域の指導員からは、

高野さんの畑はトマトに合わない。
台木を使うか、畑の土をまるごと入れ替えなければトマトの栽培はできない

と言われたといいます。

しかし高野さんはハウスの外でヒントを見つけます。

それは余ったトマトの苗を植えたものでした。
その木は肥料も農薬もあたえず無造作に育てたものだったのに
病気にかからずピンピンとしていました。

これはきっと指導内容に問題があるのでは……

そう疑問を感じた高野さんは
誰に教わるでもなく、自分の目でトマトを観察しながら
肥料と農薬を使用せず栽培を続けてきました。

また種に残留する農薬と肥料にまで気を配り
いまでは全てのトマトが自家採種のものです。

なかなか形が揃わないトマトに難しさを感じながらも
毎年、安定した量を出荷できるまでになりました。


しかし、今年の2月。

20年以上、自然栽培を続けてきたトマトのハウスが
2度の大雪で6棟のうち5棟倒壊しました。
IMG_4145.jpg  IMG_4139.jpg
訪問したときのハウスの状況。まだ雪がひざから腰の高さまで残っていました。

ハウスを建てるには1棟100万円以上かかることもあり、
高齢の方は建てなおさず、離農する判断をすることも多いといいます。

実際に倒壊の直後に高野さんから連絡をもらったときにも
農業を続けるかどうかで悩まれていました。

栽培が安定してきたと思えば震災があって風評被害でお客さんが離れていった。
そしてハウスの倒壊。人生ってこういうものだよ


しみじみと語る高野さんにかける言葉が見つかりませんでした。

それでも20年以上自然栽培を続けてきた畑。

このトマトをなくしたくないという思いから
できる範囲でもいいので栽培を継続していただけないかと
相談をさせていただきました。

私達が訪問するまでにも続けて欲しいという声があったらしく
農業を続けることに前向きな声を聞くことができました。

まだ雪が残っているため倒壊したハウスの修理や撤去には取りかかれていません。
しかし栽培が続けられそうな場所に植える苗の準備を
3月10日頃から始めるそうです。

そして今後は
仮に自分ができなくなったとしても
この畑での営みが続いていけるような型をつくっていきたいと話しています。

今回あった周囲の声からも、
自然栽培への取り組みは自分ひとりのものではない
そう感じたのかもしれません。

今後の取り組みにあたり、流通としてできることを探し
ともに乗り越えていければと感じています。
そしてこの夏、高野さんから届くトマトを大切にいただきたいと思います。
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DSC_0109_small.jpg
トマトを見つめる高野さん。2013年11月訪問時の写真。
トマトを想う優しい瞳がじんわりときます。


自然栽培。言葉にすると、漢字4文字です。
なんてことはない言葉に見えます。

無農薬・無肥料の安心安全な野菜と説明させていただくことがあります。


しかし、そこには

・生産者さんの育てる喜びを生み出す

・土地を綺麗にする

・人の心と体を育てる

・関わる人の気持ちをつなげる

・作る人も、食べる人も、流通する人も、幸せになれる、

そんな想いも詰まっています。


たくさんの想いがつまった自然栽培の農産物。

私たちは定期宅配でその農産物をお届けしています。

定期宅配という形で安定して出荷させていただくことで
農家さんにも継続して毎年作っていただくことができます。

野菜を選べないという大きなデメリットがある宅配ですが、
おかげさまで多くの会員様にご支援いただいています。

みなさまのおかげで自然栽培を継続することができています。
それゆえ、いつも大きな感謝の気持ちを抱いております。

本当にありがとうございます。


農家さんもお客様も、私たちも
みなが素晴らしい関係性でつながっていけるためにも
これからも精進させていただきたいと思います。


どうぞよろしくお願いいたします。

ハーモニック・トラスト お客様サポート 森山 晃吉
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2014年02月20日

大雪のなかの自然栽培農家さんの状況、ご報告

みなさま、こんばんは。

2月8日(土)、2月14日(金)の大雪に際し、
被害にあわれたみなさま、謹んでお見舞い申し上げます。


今なお、群馬、長野、栃木、埼玉(秩父地方)の方々は
流通もままならぬ大変な地域もあることと存じます。


一日もはやい回復を心より祈念しております。


また、全国の会員のみなさま、生産者のみなさまから
生産者の方々と、流通にかかわる私どもに対しても、あたたかい応援の
メッセージを頂戴しておりますこと、
この場をお借りして、心より御礼申し上げます。


自然栽培農家、ならびに
ナチュラル・ハーモニー取引農家の状況をお伝えします。


今回被害の多かったのは
群馬、茨城、福島の農家さんです。
中には家が倒壊した農家さんもいらっしゃいます。

局地的には大変な状況が続いています。
謹んでお見舞い申し上げます。

まずは私どもにできることとして、
生産者さんへの応援のメッセージを募集し、激励のメッセージを届けたいと
思っております。よろしければ
<こちらより>コメントいただければ、幸いです!



■野菜倶楽部さん 群馬県昭和村 


グループ農家 50棟以上のハウスが倒壊し、
被害の全容は今なお分からない状況です。

グループの自然栽培いちごに挑戦する林敏秋さんの
ご自宅が倒壊されたとのお知らせをいただきました。

 

 

以下、野菜倶楽部さんからいただいたメッセージです。

---------------------------------------------- 

 

いつも大変お世話になっております。
昨日はお電話ありがとうございました。
今回の雪の被害状況について、現在生産者からあがってきている
被害状況の写真を送付いたします。


特に被害の大きかった所は、前橋のニラのハウスで、
ほとんどのハウスが潰されてしまいました。

 

山田さんニラ (14).JPG


昭和村でも、越冬用の葉物のハウスがほとんど倒壊してしまいました。


また、昭和村のレタス生産者の育苗が始まっていたのですが、
これもハウスが潰され てしまい、春のレタスに影響が出そうです。


人によっては、夜通し育苗ハウスの雪下ろしを行い、
育苗ハウスの倒壊を防いだ生産者もいらっしゃいます。


さらに、育苗は始まっていないのですが、
トマトや茶豆の芽出しや育苗で使うハウス が全壊してしまった方もいて、
播種予定が立たず、出だしや計画数に影響が出そうです。


また、資材置き場が倒壊し、資材や機械が埋もれたり、
壊れてしまった方もいて、作業に影響が出そうです。

 

宮田さん雨よけハウス.jpg

井上さん資材倉庫.jpg



また、自然栽培いちごに挑戦されている
林敏秋さんの被害状況なのですが、
作物の方は、ハウスのビニールをはずして いたという事で、
出荷が遅れる以外は影響がなさそうです。


しかし、敏秋さんのお宅が倒壊してしまい、
現在は離れを仮住まいとして生活されている状態です。


非常に心配している所なのですが、
ご本人からは今年の作も変わらずやるとの
お言葉 をいただいていますので、
一緒にたくさん出荷していきたいと思っています。


また、今後の見通しがどうなるかわかり次第、
改めてご連絡いたします。ご確認宜しくお願いいたします。

 

 

株式会社 野菜くらぶ
営業部 栽培・品質管理課

---------------------------------------------- 

■レインボーフューチャーさん 茨城県筑西郡

ハウスの倒壊多数。水分過多で葉物の品質に影響が出ている。
ハウスの3割が倒壊。出荷はなんとか継続ができる状況です。

ハウス@倒壊2014.02.18.jpeg

ハウスA倒壊2014.02.18.jpeg

ハウス倒壊B2014.02.18.jpeg


■高野一司さん 福島県二本松市

ハウス6棟のうち5棟が倒壊した。
普段は豪雪地帯ではないため、
ハウスのビニールを張ったままにしていたところがこわれてしまった。
一瞬、農業をあきらめようかと思うほどだった。


■磯貝香津夫さん 群馬県富岡市

農機具小屋が壊れたが、
事前に道具を動かしていたので大きな被害はない。

今回のことも、天と地からの警告のように思う。
我々が農業スタイルだけでなく、
生き方を変えなければならないのではないかと思っている。

群馬の山間地はハウスの倒壊が多く、いっきに離農者がでると思う。


■横堀修一さん 群馬県

3ヶ所あるハウスの内、一か所の3連のハウスが倒壊した。
ハウスとハウスの谷に積もった雪の重量に耐えられなかった。
積雪80cm  。

流通が完全にストップしている。
出荷できる状況に野菜ができていても、引き取りがない。
乗合で出荷している場合、大口の農家が壊滅していると、
自分は出荷できる体制でも出荷できない状況です。

*************************************************


今後も状況が変わり次第、みなさまにお知らせさせていただきます。

ナチュラル・ハーモニー 田辺寛雄


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2013年10月17日

台風2日後の高橋博さんの畑

みなさん、こんばんは!

ハーモニック・トラスト お客様サポートの山崎です。
いつも本当にありがとうございます。心から感謝しております。

今日は昨日に引き続き、高橋博さんの畑の報告です。

昨日から1日たっての状況です。

画像 400.jpg

水田のような畑だったのが、ここまできました。

ニンジンの葉が見えています。

でも、ショックな状況でした。
ここに立ってみて、下にいるニンジンを思うと悲しくなりました。
畑主の高橋さんに会うのもどんな顔をしてお会いしたらいいのか ためらってしまいました。

しかし、高橋さんはいつもの爽やかな笑顔でした。
私のほうがどうしていいのか といった顔をしていたかと思います。
「10年前のほうがもっとひどかったよ。」
「1週間は水が引かなかったからねえ。」
っとおっしゃってました。
そして他の場所にもニンジンはいるので全滅する訳じゃないことも。

それでも、あんなに暑い中、家族で間引きをし畑を整えていた姿をみていた私は
こんなにも穏やかに畑を眺める事のできる高橋さんに驚きました。
自然に逆らうことなどもっての外、何ごとも受け入れている高橋さんだからでしょうか。

一緒にいたスタッフに聞きました。
「なんであんなに普通でいらっしゃったのでしょう?」

するとふっと笑って
「山アさんはまだわかってないな」っと。

あの状況も先につながっている。必要なことだった。
そう思えるようになるのだと。

自然界には善も悪もなく、不必要なことはない。

そうでした。
でも、まだすぐそう思えない私は頭に?が浮かんでしまいます。
そして 自然界に、その自然に添って生きてらっしゃる高橋さんに、感動するばかりです。
また それを当たり前のように気づいている先輩スタッフにちょっと感動するのです。

このような状況に身をおけることに感謝しながら今日も勉強させてもらっているのでした。

まだまだ勉強不足ですが、だからこそ
皆さまにわかりやすくご報告させていただきければと思っています。
(きっと私よりご存じの方が大勢いるかとは思いますが……)

レシピだけでなく畑のお話もさせてください。

★今日は明後日の配送がございませんので野菜表はありません。

ハーモニック・トラスト お客様サポート 山崎 由美
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タグ:高橋博
posted by ナチュラル・ハーモニー at 19:32| 生産者さんの情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月17日

焼けるサトイモと30年目の自然栽培にんじん 自然栽培農家 小山静さん訪問

いつもありがとうございます。
ナチュラル・ハーモニーの田辺です。

お盆も開けて、
自然栽培農家 小山静さんの畑に打ち合わせに行きました。

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今日は、今後の販売についての打ち合わせだったのですが、
当然のことながら自然栽培の畑を見せていただきました!

うだるような暑さ。
夏でも冷房なくても眠れる千葉県富里市でも、
10時から15時頃は農家さんも畑には出ません。

朝は5時頃から仕事をして、昼は家で休んでから
夕方から日没まで畑に出ます。

今はにんじんの草取りをされていました。
小山さんは、自然栽培をはじめて30年。
ここ数年やっと形ができてきたといいます。

虫や病気は出なくなったが
まったく収穫のできない時期もあり
苦しんだ時期もありました。

小山さんたち、自然農法成田生産組合のみなさんが
何年も取り組んで技術の確立に努めてきてくださったからこそ
やっと世の中に伝えやすい形ができてきています。

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太陽の光にやけるサトイモの葉

今年の夏の暑さは厳しく、
サトイモの葉も、焼けて黄色くなっています。
地下水を散布するも、追いつかない様子です。

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もっとも歴史の古い自然栽培30年のにんじん畑

それでも、上のにんじんの畑は
状態がよく、暑さの中でもしっかりと土に水を蓄えて
にんじんが育っていました。

2列にならんで芽を出しているのが人参です。

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これはオクラ。
自家採種をつづけ、10年になります。

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こちらは、とうがらし。

秋に真っ赤になったとうがらしを乾燥させて
タカノツメを作ってくださっています。
もちろん自然栽培の自家採種です。

暑いさなかでも、生き物たちは確実に対応して生きようとしています。
それも、土という生き物が生きる土台となる場が整えば整うほど、
その場所と会えば会うほど、植物はいい生き方をできるようですね。

尋常ではない暑さですが、
自分も暑い夏に順応してしっかりといきなくては!
と思い小山さんの畑を後にしました。

秋の実りをみなさんにお届けし、多くの方にお伝えできるのが今から楽しみです。

posted by ナチュラル・ハーモニー at 09:00| 生産者さんの情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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