2011年08月27日

続 自然栽培のパイオニア、自然農法成田生産組合の圃場視察に参加してきました。

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鈴木聡太郎さんのまぶしすぎる畑。

今年は、里芋がいい。雨が適度にあったから人参も育ちがいい。

しかし、それだけではない。

確かを感じた。


鈴木聡太郎さんは新規就農で他人から見れば、苦労を重ねて続けてきた人だ。
組合のメンバーが、あの人の努力はほんとに大したものだったという……。
仲間に認められ、仲間に助けられ、謙虚で頑固な聡太郎さんは、年々輝きを増すようだ。
http://www.naturalharmony.co.jp/trust/seisansya/suzuki.html


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畑をみて、微笑む生産者。充実感あるひととき。



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里芋が、ほんとうによろこんでいるようだった。


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麦後のにんじんも、今年は調子がいい。。。


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いろんな人に、支えられてきたなと、肩をたたかれる聡太郎さん。


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落花生の井口さんとツーショット。
どうしても憎めないのは、その純粋さだろうな。
http://www.naturalharmony.co.jp/trust/seisansya/iguchi.html



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清水さん やむ芋とサツマイモが好調でした!

ある勉強会で、農家の方が、虫や病気に対してどのように対処されているのですかと、
質問されたとき、清水さんの答えがかっこよかった。


「病気の出る原因を自分が作ってたんだから、あきらめるんです。」
http://www.naturalharmony.co.jp/trust/seisansya/shimizu.html



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高橋博さんは、相変わらずの草のない畑でみんなのため息が漏れ、
こうなってるんだから、俺たちもできるはずだよな……という声も。
http://www.naturalharmony.co.jp/trust/seisansya/takahashi.html


みんながいたから、俺もできたという言葉は、この日、なんども聞いたことばでした。


たとえ自分ができていなくても、あの人ができているんだから、できるはずだ!
そう思うと力がわいてきて、乗り越えてこられたと口々にいいます。


だれも取り組んだことがなかった自然栽培という肥料も農薬もつかわない農業は
こうして、仲間と共に歩みを進めてきたのです。




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こちらは、五十嵐敏彦さんの畑。これも里芋が美しかった。
お父様から受け継いだ畑を料理人という異色の経歴をもつ五十嵐さんが継いでいる。
http://www.naturalharmony.co.jp/trust/seisansya/igarashi.html

代々受け継がれることで、土もどんどん豊かになっていく。

ここに継なぐべきものがある。
あらためて感じたシーンだった……。


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この畑も、五十嵐さんの畑。
10年前、自然栽培をこの畑で始めて10年のころ、
大根を植えつけたとき、一気に病気が出たときがあった。

10年間まったく病気が出ていなかったのに、
10年たって、土が吐き出す力をもったのだという。

ちょうど、アトピーやアレルギーで体力がつくと、好転反応が出るかのように……。

それから、五十嵐さんはこの畑では、大根を作ってこなかった。

土作りを重ね、今年、父の経験を活かして、五十嵐さんが10年ぶりのリベンジに挑んでいる……!


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組合会長の肥沼さんの畑。
この畑は自然栽培をはじめた最初の場所。

通常人参は300坪あたり5トンくらい収穫できるが、
悪いとき、300kgくらいしか収穫できなかったという。

それが、3年前くらいからどんどん良くなってきている。
収穫量もあがり、A品率が高く、
昨年も、この畑で肥沼さんが人参を収穫するときにご一緒させていただいたが、
本人が一番驚かれていた--------。

「えっ!なんだこれ、なんでこんなにいい人参がとれるんだ!?」

肥料を入れなくなって28年。

全く出来ないときがあったんだから、だれがどう考えても、肥料や農薬で育っているわけじゃない-------。

「肥毒」を意識できたとき、始めて作物は、育ちはじめたと肥沼さんはいう。


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土作りに使うこぶとり草の生育もいい。


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確認しあう生産者


夜は春作の反省会が開かれた。
秋と春に年2回、組合が内部で開催している勉強会だ。

今回も同席させていただいた。

年々、変化をとげている土に、
なぜできるのかという問いをお互いに投げかけあい、
確認しあっている姿に感銘を受けた。

何十年たっても、原点を忘れず、求め続ける。ひたむきな農家の姿勢をみれていい一日だった。

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posted by ナチュラル・ハーモニー at 21:47| Comment(0) | 生産者さんの情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

千葉の自然栽培の先駆グループ、自然農法成田生産組合で組合員の圃場視察がありました。

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さて、なべさんこと、田辺です!


一昨日、自然栽培のパイオニアーグループ、
自然農法成田生産組合の組合員による年一回の圃場視察会に参加してきました!

30年の時をへて、年々良くなる畑。
農家の方の背中に、充実感を感じた一日でした!




まずは、組合のご紹介!

自然農法成田生産組合は、今年で30周年を迎えます。


その道のりは、それこそ、波乱の道のりでした。


30年前といえば、まだ今のように安心安全が騒がれることもなく、
環境問題が口うるさくいわれるわけでもない時代だったといいます。


ナチュラル・ハーモニー代表の河名も、引き売り次代、
ちょうど25年くらい前ですが、無農薬といっても無能な人に使う薬かといわれたそうです。


そんなころから、
自然農法成田生産組合の面々がこの農業に取り組み始めたのは、
さまざまな理由がありました。


自然農法成田生産組合の中心的存在、
高橋博氏。


高橋氏いわく、
高度経済成長の円熟期に
農村は、人を蹴落としてでも、
金をもうけることが、よしとする風潮がったといいます。


そのきたなさが、いやでいやで農業をやめようかと思ったとときに
自然栽培に出会い、これだったら一生やりとおす価値がある!
そう思ったといいます。


以来、10年は何も分からずにやっていた。
10年目で自然栽培の真骨頂ともいうべき、「肥毒」にきづき、
さらに10年かけて確かめたといいます。
20年目からやっとこれならいけると、
この10年はナチュラル・ハーモニーとともに、全国そして海外にも韓国から招聘を受け
普及に歩いてきました。


そんな組合の方々のストーリーは
詳しくはWEBをどうぞ!

高橋 博さん  http://www.naturalharmony.co.jp/trust/seisansya/takahashi.html
肥沼 一郎さん http://www.naturalharmony.co.jp/trust/seisansya/koenuma.html
嶌田 孝雄さん http://www.naturalharmony.co.jp/trust/seisansya/shimada.html
小山 静さん  http://www.naturalharmony.co.jp/trust/seisansya/koyama.html
鈴木 聡太郎さん  http://www.naturalharmony.co.jp/trust/seisansya/suzuki.html
五十嵐 敏彦さん  http://www.naturalharmony.co.jp/trust/seisansya/igarashi.html
細田 寿徳さん http://www.naturalharmony.co.jp/trust/seisansya/hosoda.html
清水 孝夫さん  http://www.naturalharmony.co.jp/trust/seisansya/shimizu.html


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posted by ナチュラル・ハーモニー at 21:08| Comment(0) | 生産者さんの情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月24日

宮城の自然栽培農家「成澤さんからの手紙」


みなさん、おはようございます!

なべさんこと田辺です。


今日は、宮城の自然栽培農家成澤さんからのお手紙をご紹介します!

成澤様からの被災地での活動報告とともに、ご高覧ください。






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いつも大変お世話になっております。宮城の成澤でございます。


 

この度は、東日本大震災の影響を受けてしまい、皆様に大変なご迷惑と

ご心配をお掛けした事を
申し訳なく思っております。
 



また、ナチュラル・ハーモニーさんから事前に義援金を振り込みますという

連絡を頂いていたのですが


“私共よりも遥かに大変な被害を受けている人達が大勢いますよ”という思いから、

一度電話でお断りをして
おりました為、

お振込み頂いていることに気づくのが大変遅くなり、

お礼の挨拶も遅れてしまい、
大変申し訳なく思っております。




深く深くお詫び申し上げます。

8月23日本日、お振込みいただいている事に気づき慌ててペンを

取らせていただいております。

 
※この点、ナチュラル・ハーモニーにも、落ち度がございましたので、お詫び申し上げます。


3・11当日、私は名古屋に行く為に靴を履こうとした時の地震でした。

家にいる家族は無事でした。

遠くの子供も無事、仙台に出かけた娘だけが連絡取れませんでした。



家の中の物はすべて倒れ崩れ壊れ、すべてが滅茶苦茶でした。

とりあえず危険箇所の対応をしながら娘からの連絡を待ちました。やがて娘の無事も確認でき

帰って来るのですが、通常1時間2・30分の所ですが6時間半かかり夜でした。


 
余震の回数も多く強いので家の中にいられない為、車で休む事にしました。

夜の10時半です。

名古屋の約束は12日の午後1時、新幹線で行って約束を守ろうと思っておりました。

ところが車に乗ってカーナビでテレビを見た時、初めて被害の大きさに気付かされました。

そして物の被害どころではない事に気付かされ、

あわてて名古屋の関係者に必死に連絡を取り、

なんとか連絡がつきました。翌朝でした。

 


12日からはおにぎり1升1釜分と、寒いところを給水所に3・4時間並んで頂いた水、

何軒も廻って少しばかり買い出しした物と灯油を持って、

浜の方の私の知人と親戚を訪ね歩きました。

家族の誰も嫌な顔ひとつせずに協力してくれました。

特に娘は家族構成は性別はと私に聞き、細かい所まで配慮し準備してくれました。

大変喜んでいただいたことが嬉しかったです。

私の知人は困っている人達皆で分け合う人達ばかりです。

次に行った時に私の知らない人達からお礼を言われた事がその証です。


 

3月25日頃までこんな事ばかりしていました。

 


自分が巡り歩いていた人達の状況も少しは改善され安心できるようになってきたので、

そろそろ自分の事をしなくてはと思いましたが、

あまりのひどさにどこから手を付けたらいいのか


訳が分からない状況に途方にくれるような思いでした。


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成澤さんの田んぼにて

 

そんな時です。家の一軒のお客様から電話が入り、

ボランティアを受け入れてくれとの内容でした。


以前から多くの方々に手伝いたいという連絡は頂いておりましたが、

“大丈夫ですよ”と断ってきていました。





そしてこの時、

自分も「成澤さんもう大丈夫だから」と言われながらも歩いてきた事を思いました。


連絡をくれている人達は自分と同じ気持ちではないかと思い、手伝って頂く事にしました。

 


家のお客様をはじめ多くの方々の協力を頂き、

また何日も手伝ってくれる人、何回も来てくれる人、


まったく知らない人なのに本当に自分の事のように真っ黒になって働いてくれた人、

本当にほんとうに有難かったです。

言葉では表しきれない思いです。本当にありがとうございます。

 


また、この度ナチュラル・ハーモニー様をはじめとした皆様から

心のこもった義援金をいただき
本当にほんとうにありがとうございます。


 

皆様のご恩に報いるべく私達も頑張っております。


 

そして家のお稲様も、一部の田圃では液状化または

40cmの地盤沈下を直しての作付けと
いう環境にも関わらず

元気に育ってくれています。





これもすべて皆様の力添えのお陰様だと思っております。

ありがとうございます。


 

大変申し訳ございませんが、これまでの経過報告と現状報告を併せてさせていただいて

御礼の挨拶とさせていただきます。



なお、なにぶんにも作文大嫌いな人間ですので、

乱筆乱文であることを何卒ご容赦願いますようお願い申し上げます。



平成23年8月23日

 ありがとうございます

 成澤 之男




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 ちょうど震災の前日 3月10日に訪問した際の写真です。

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posted by ナチュラル・ハーモニー at 08:30| Comment(0) | 生産者さんの情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月25日

高橋博氏の畑に青森県の農業普及振興室の館山さんをご案内!

みなさん!こんにちは!!

なべさんこと、田辺です。


今日は、
青森県から県の農業普及に携わるお仕事をされている館山さんという方が
視察に見えました。

高橋 館山.JPG

ご自身、農業現場の技術改良に長年取り組んでこられていて、
より安全で、よい技術をもとめて取り組んでいらっしゃいます。

アピオスという芋の生産と普及をする中で、
木村秋則さんや代表の河名の本を通じて、自然栽培に対する関心を強められました。


ハーモニック・トラストの会員にもなってくださり、今回は
ぜひ、現場で流通と生産現場を学びたいといらしてくださいました。


自然栽培に関するお話、はじめるにあたってのリスクや留意する点などをお話したあと、
なんとか都合のあった、自然栽培農家の高橋博氏のところへお連れしました。


なぜ、自然栽培なのか。
ほんとに肥料をまったくやっていないのか。
まったくやっていなくて、なぜできるのか。
どうして肥料を使わないのか。

虫や病気はでないのか。
草はどうしているのか。

館山さんのなぜ、なぜ、どうして、が繰り返されます。


ひとつひとつ丁寧に答えていく高橋氏と私。


しかし、できている事実がある。
できている事実があるということは、なににも変えがたい。


肥料・農薬使わずに、農業ができるのだったら、
本当にできるのだったら、農家が一番よろこぶはず。


もちろん、
それなりに時間をかけなくてはいかないので
簡単にはいかない部分もあるが、
館山さんは、かえる時には、かなりのやる気で帰られていきました。
でも、まずは自分でためして、気軽に出来るあたりからやっていきましょう。
とお話しました。



下の写真は柳川ごぼうの種。
昨日のセミナーでもあったが、自然栽培は自家採種に取り組むこととセット。
種という命のもとに真摯に向き合っていく必要があります。
ごぼうたね.JPG

写真.JPG
次は畑を前に、
草がまったくないことに、驚く館山氏。
そして、堆肥は3町歩に目の前の山だけだと聞いて、
さらに関心を高められていた。
この堆肥の山も、高橋氏は苗にしか使わない。
高橋 館山.JPG

上の写真で畑にうわっているのは、こぶとり草。
マメ科の一般的には緑肥につかう植物。
土に腐食を増やすのに、高橋氏は使われている。


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有機農業は300坪あたり1トン〜10トン堆肥を入れる。
自然栽培では、畑の残渣以外に使うことはない。


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これは枝豆の枝などの残渣。
1年後には堆肥になっている。


さて、こちらの下の写真はなんでしょう。

写真.JPG

実はこちらは、稲の苗を堆肥にしているもの。
来年の稲の苗を植える土になります。



自然栽培では、田んぼの稲わらを畑に使うことはありません。
また、
畑の麦わらを田んぼに入れることもありません。


それは、田んぼた畑が全く違う生態系だからです。


陸地と水辺の生態はちがいます。


自然栽培で繊細になってきた畑の土に
田んぼの稲わらを返すと
田んぼの土のような、乾燥すればひび割れ、
雨が降れば、水がはけない土になってしまいます。


自然界を手本とするとき
水辺の稲わらが、歩いて陸地にいくことはないわけで、
肥料を使って農薬でおさえる農業だったら許されることが、
自然栽培では許されなくなってくる厳しさを改めて
館山さんにもお伝えさせていただきました。


館山さんは、これまで普及員としてキャリアを積んでこられている方で、
深い知識もお持ちと思いますが、
柔軟にそして、好奇心をもって、自然栽培というあらたな農業を吸収されようとする
姿勢に感銘をうけました。


自然を手本に……。
いままでと違う常識に、目から鱗が落ちる感覚。
でも、気づきを深めていけることは、やっぱり気持ちいいものですね。





posted by ナチュラル・ハーモニー at 18:19| Comment(0) | 生産者さんの情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月10日

宮城県石巻市の自然栽培農家 日野さんとお話しました!

なべさんこと田辺です!

宮城県石巻市の自然栽培農家 日野賢二郎さんとお電話でお話をした。

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3月10日に日野さんの田んぼで。元気でよかった。


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3月10日 日野さんの田んぼ。まだ雪があった……


日野さんの田んぼは、北上川の流域にあるので、
一部の田んぼでは、津波が押し寄せて、用水路が壊れ、
栽培ができないかもというお話を伺っていた。


今回、その後のご様子をお伺いしたところ、
自然栽培の田んぼは大丈夫なのだが、
他に取り組んでいる有機栽培の田んぼは、
津波の海水が堤防を越えて、入っていて用水路が壊れたままとのこと。


改良区の地域的な決定で、その田んぼの場所全域が、作付できないということになったという。


石巻市の工業排水や、海からの真っ黒い土砂が上がってきていて、
乾いていても、田んぼのにおいがしないという。


ヘドロのにおいがしているのだ。


一年かけて、改良区の水ポンプで田んぼを洗うことになっているという。


代掻きを何回かすれば大丈夫な地域もあるし、
あとは、やっていくしかないという日野さん。


常に、もっと被災のひどい地域を気遣われているのが印象的だ。


ちょうど、
私は、3月9日から3月10日にかけて、宮城に出張していて、
日野さんともお会いしていたので、
震災後、しばらくして電話がつながって、
お話が出来たときは、本当にうれしかった。


そして、今回電話をしていて、
さらに、勇気付けられたのは、日野さんの前向きな姿勢だった。


3月9日から3月10日に出張した目的は
秋田の石山範夫さんとともに、宮城の自然栽培農家さんと苗作りに使う土の研修会を行うためだった。


その際、日野さんは非常に積極的に取り組んでくださっていて、
いい土ができているのが印象的だった。
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肥料を使わない、日野さんの苗土の一部。



今日、お電話でお話したら、
苗土があれからもうまくいって、
今年の自然栽培の稲の苗が本当に、順調に育っているということだった。


期待に胸が膨らんでいるという。
今は、ちょうど1.5葉くらいになっていて、
今月末くらいには田植えができそうだとのことだった。


日野さんはいう。
有機栽培は20年やってきた。
そんな中でナチュラル・ハーモニーのセミナーをきっかけに、
自然栽培をはじめたが、暗中模索だったという。


完全に圃場に肥料を投入しない自然栽培。


有機栽培とは根本的にちがう。自然の力を引き出すという農業に非常に興味をもったが、
不安なところが大きかったという。


今回の、苗つくりが自分なりにもうまくいって、
やっと手ごたえを得たという。


自然の力はすごい。


工夫しだいでは、これはできるんじゃないかということを感じたという。


苗土というのは、有機のときから、どうしていいかわからなかった。
今回、石山さんの指導をうけて、実践してうまくいった。


いままでないことをやって、できたというのがほんとに、チャンス。
今までみえなかったものが、みえてきたよろこびがある。


こうなると、やりがいがあるね。
もう一歩、踏み出したくなる。


自然栽培に反面、期待していなかった部分があったけど、有機物投入しなくても、
できるということは本当に自然の力が心強く、楽しみが増えたという。


被災地で、希望をみる。


そんな日野さんのササニシキが今年もさらに楽しみになった。


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自然栽培被災地応援セット実施中!!
http://www.naturalharmony.co.jp/trust/TRIAL/yasaitrial/index.html
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2011年04月26日

おいしい「豆乳」をもとめて

みなさん、こんばんは。

ハーモニック・トラストの尹(ゆん)です。


「天然わら納豆」でお馴染みの
フクダさんを訪問しました。


フクダさんがあるのは、栃木県は真岡市。

地震の揺れが大きかった地域であります。

道中では、瓦礫が崩れ落ちたままの
建物がちらほらと。

あの地震の大きさを物語っていました。



「ようこそ、いらっしゃいました!」

福田会長、社長のお出迎え。

久しぶりに会えて嬉しいです。



聞くと、福田会長のご自宅も、
被害にあわれたよう。


しかし、話が進むと必ず、

「お客さんが、美味しいと
感じるものを届けたいんです!」

に落ち着きます。



お客様に対するおもてなしの心と、
前を向いた姿と明るい笑顔。

「喜んでもらうためには何ができるかな?」

福田会長と話していると、
不思議と心の中のワクワクが
ふくれ上がってくるのであります。


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お客様のことを、楽しそうに話す福田会長



さて、訪問したのは、近々登場の
「豆乳」の打合せと、製造元の見学です。


「豆乳」の元は何かというと、大豆と水。

いたってシンプル。

だからこそ、原料が
大きく味を左右します。


その原料の一つである「水」は、
なんと「日本名水百選」の
「出流原弁天池湧水」です。


竹筒から流れ出る、透きとおった水。

すくい取る手に、心地よい冷たさを感じます。

そのお味は、口当たりが柔らかく、
とってもさっぱり。



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日本名水百選。これは美味しい。。。


「その水で仕込んだ、しぼりたての
豆乳ですよ」


爽やかな大豆の甘みが
口いっぱいに広がります。

それは、ビアガーデンでの
「とりあえずの一杯」のような感動。

グイグイと、一気に
飲みほしてしまいました。



さて、自然栽培大豆で仕込んだら
その味はどのようになるのか?


「早くお届けしたいですね!」

福田会長が考えるのは、
お客様の笑顔。

その言葉からは、
ワクワクが伝わってきます。


栃木で感じた、素晴らしい味と
おもてなしの心。

感動の余韻にひたりながら、
ワクワクと家路についた、
春の日でありました。


ゆん
ラベル:自然栽培納豆
posted by ナチュラル・ハーモニー at 23:16| Comment(0) | 生産者さんの情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月13日

田神さんと仲居さん

茨城県の自然栽培生産者さん、田神俊一さんと仲居主一さんのところにお邪魔してきました。

原発事故をうけ、田神さんもせっかくの自然栽培ほうれん草を出荷できないという辛い思いをされました。
奥様も「涙がでたわよ」とおっしゃっていました。

田神さんの畑は、茨城県でも千葉県より、
当時出荷停止の判断にいたったほうれん草は、県北部のものでした。

「茨城県のものは全部ダメって言うんだから納得いかなかったけどしょうがないよな」と振り返ります。

そして今、田神さんの畑には、元気に育ったカブが出荷をまっています!

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この日は、ナチュラル・ハーモニーで独自に放射性物質の測定に出すために、
10束ほどカブをいただきました。

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※田神さんとナチュラル・ハーモニー生産本部長田辺

そして今日、測定結果が届きました。

結果は、暫定基準値をはるかに下回る値でした。
※測定結果は、下記にて公開しています。
http://www.naturalharmony.co.jp/trust/tunagari/tousya-keisoku.html

個人宅配「ハーモニック・トラスト」の野菜セットにも入ります!お楽しみに!

カブをお預かりしたあと、大人気“青ナス”の苗の生育具合をみせていただきました。

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焼いたときのあのトロッとしたなんともいえない食感と味わい、
いまから収穫が待ち遠しいです。

青ナス以外にも、トウモロコシやトマト、きゅうりの苗が元気に育っていました。
この段階では成長具合にばらつきがあっても定植のころにはだいたい揃ってくるというお話でした。

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つづいて、車で10分ほどの仲居主一さんのところへ。

ご自宅でお茶をご馳走になったあと、畑へ。

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育ち具合、3月の寒さの影響などについて情報共有。

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まだ小ぶりなカブ

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お味噌汁の具にピッタリの壬生(みぶ)菜

仲居さんと言えば人参も有名ですが、忘れてはいけないのがサツマイモ!
しっかりと温度管理されたハウスのなかで苗を作る用の種芋が保管されています。

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「大変なときだけど、われわれ農家もがんばるから、ハーモニーもしっかり頼むよ!」

との言葉をいただきました。


千葉からの道中、茨城県内に入るとたくさんの家の屋根にブルーシートが張られていました。
地域によっては、ほとんどのお宅が屋根をやられたそうです。

一月たったいまも、修復はされていませんでした。
軒数が多くてなかなか手が回らないそうです。


被災地の方々の救済がもちろん最優先ですが、
出荷停止や家屋の損壊などで大変な思いをしている農家の方々への
サポートがきちんとなされるか心配です。

お客様にお届けする農産物の安全性を守りつつ、
農家さんをしっかりと支えていくのがわれわれナチュラル・ハーモニーの役割です。

大きなことはできませんが、ご縁のある農家さんそしてお客様としっかりと手をつなぎ、
未来につながる「食と農」のありかたを自然栽培を通して今後も発信していきます。







posted by ナチュラル・ハーモニー at 19:40| Comment(0) | 生産者さんの情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月05日

世嬉の一酒蔵さん

ハーモニック・トラストでお届けしている唯一のビール。

干し柿の酵母でつくられた天然酵母ビール。

そのビールを造っていただいている酒造「世嬉の一酒蔵」さんは、
11日に発生した大地震で被災されていました。

今回、そんな「世嬉の一酒蔵」さんから営業再開のお手紙をいただきました。

sekinoichi-1.pdf

sekinoichi-2.pdf

まだ未稼働や、未修復の部分もあるそうですが、
まずは営業を再開されたとのことでうれしい限りです。



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2011年03月17日

岩手の生産者 酒匂さんから連絡がきました!

ハーモニック・トラストでお届けしている生産者さんの中には、
東北地方で大きな地震の被害を受け、いまだ連絡がつかない方も
数多くいらっしゃいます。

しかし、このような中、嬉しいメッセージが私たちに届きました!
雑穀やそばでお馴染みの、岩手県花巻市の酒勾 徹さんからです。

酒勾さん自身も被災して、いまだ大変な状況にも関わらず、
より深刻な被災地で苦しむ方々に思いを寄せ、
「何かできることはないか?」と準備をされています。

「美しさ」というものが、
これほど身近にあるのかと痛切に感じることもできました。

人のつながりを忘れずできることを探す。
自然と共存することで成り立つ自給自足生活や、
自然栽培と日々向き合うからこそ、
ごく自然と生まれた感情なのでしょう。

被災してもその場所から逃げられずとも、
かけがえのない「いのち」を作るお手伝いをする農家さんたち。
そして、その「いのち」をお届けさせていただく私たち。

これからも私たちがさせていただけることを模索し、
「いのち」と「つながり」を絶やすことのない宅配を志し、
感動をお届けしていきたいと身の引き締まる思いです。

酒勾さんからのメッセージをみなさまと共有させていただきます。
このような状況だからこそ、より「いのち」と「つながり」の大切さを
感じていただける一助となれば幸いです。

被災地の復興と、いまだ被害に苦しむ方が一日でも早く、
笑顔のある幸せな生活に戻れるよう願っております。

2011年3月16日
(株)ナチュラル・ハーモニー  ハーモニック・トラスト スタッフ一同


【酒匂さんからのメッセージ】


みなさま

たくさんの方々からご心配いただきましてありがとうございます。
おかげ様で私達家族全員無事です。
ようやくついさっき停電が復旧して連絡できるようになりました。

地震もかなり揺れましたが、その後の余震が絶え間なくあって、
まともに寝られぬ夜を過ごしています。

横になっていても常に揺れている感じです。
普段は2階で寝ていますが、玄関先に布団を敷いて臨戦態勢でした。

それでもこういうときこそ自給生活の強みで、
食べるものはまだまだ心配ありませんし、
煮炊きも暖房も薪でこなせています。

地震後、岩手では乾電池と食糧を求めてコンビニに人だかりでした。
簡単な発電機付きの電灯やラジオ、湯たんぽ、カセットコンロなど、
みなさんも人ごとだと思わずにぜひ防災セットを御準備ください。
携帯電話は被災地でもこの辺でも役立ちません。

報道のとおり、つい70km先の沿岸地域は悲惨な状況で、
すぐにでも手持ちのお米、味噌、漬物などの食糧やフトン、
古着などの支援物資を届けたいと準備しています。

ただ、いまのところ、現在は公的機関と住民以外は交通規制を
かけられているので駆けつけることはできず、もどかしい限りで、
一人でも多くの人の命が救われることを祈るばかりです。

今も寒さと飢えに耐え忍んでいる被災者のみなさんに、
ともに思いをよせていただければ嬉しいです。
今後支援できる状況になりましたら、
その際はよろしくお願いいたします。

成田の方は、トラストや、高橋さんや、自然農法成田生産組合の
みなさんは大丈夫でしょうか? 

余震で揺られる度に、「これでいいのか?」
と心を揺さぶられているようです。

とりあえず、岩手の深刻な過敏症の方で支援の食糧が
受け入れられないような方がいらっしゃれば、
直接でもお届けしたいと思います。
自然栽培のお米も味噌もあります。

物ではなく心を大事にできるように、
心を磨くように呼びかける機会の多い河名さんと
ナチュラル・ハーモニーの仕事がより一層大事になりますね。

自然農園ウレシパモシリ 酒勾徹
posted by ナチュラル・ハーモニー at 20:00| 生産者さんの情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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